
こんばんは! ラッキーエンジェル婚活カウンセラーの竹谷信枝です(^^♪
結婚することで様々な権利や義務が発生すると書きました。
今日は義務について確認してみたいと思います。
①同居、扶養義務(752条)
夫婦は同居してお互いに協力し合わなければなりません。
( 相手が当該義務に違反したからといってそれを強制することまでは できません。)
②婚姻費用分担義務(760条)
夫婦は保有する資産や収入等に応じて婚姻から生じる費用( 婚姻費用)を分担する義務を負っています。
(収入の多い方の配偶者が収入の少ない方の配偶者よりも、 共同生活から発生する費用を多く負担する義務を負っておることに なります)
③日常家事債務の連帯責任(761条)
夫婦の一方が「日常の家事に関して」 夫婦以外の第三者と法律行為をしたことによって負担した債務につ いては夫婦の他方が連帯して支払う義務を負うことになります。
( 一般的に共同生活において必要なことについては連帯責任なので、 不動産や高級車などは通常必要と認められないため連帯支払いの義 務は負いません)
④貞操義務(770条1項)
離婚の訴えを提起できる事項として配偶者に不貞な行為があったと きがある
( 配偶者以外と不貞行為をしてはいけないと直接禁止をする条文はあ りませんが、 離婚事由としていることから不貞行為の禁止は明らかです)
他にも未成年の子の監護義務などもありますが、 改めて見てみると当たり前のように思っていることはちゃんとした 法律的に定められているのです。
権利としては
①財産分与請求権や
②相続権などがあります。
知らないことで不利益を被ったり、 感情論で揉めてしまうよりも知っておくことですっきりすることは 多いかもしれませんね!
