
人はもともと恋をするようにできている。
アメリカの心理学者アブラハム・マズローが人間の欲求についての研究し説明をしています。
まずは体の欲求が満たされることが最優先です。
①生きていくために必要な睡眠欲や食欲といった生理的欲求
②身の安全、安定の確保という安全欲求
そしてこれらが満たされると次の心の欲求が生まれます。
③友情や家族、愛情など自分以外の他社を求める欲求
人は最低限のことが満たされると本能的に恋愛をするようにできているともいえると説明されています。
自然な欲求なので、人を好きになるのは仕方のないことなんですね(^-^;
どんなときに人を好きになるのかも説明されています。
まず1つ目は「環境要因」で単純接触の原理と言われ、よく顔を合わせる人のことは好きになりやすいということになります。
他にも旅行で南の島のビーチなどムードの良い場所での出会いも環境要因になるため、恋に落ちやすい理由です。
2つ目は「生理的覚醒」で不安や恐怖を感じたときに生まれるもので、震災時に不安を共有したりすると生まれやすくなります。
3つ目は「個人的な特性」でここで好みというものがでてきます。容姿の好みや、仕事ができる、思いやりがある、などよく「好きになるタイプ」と話題にでたりする部分です。
そして4つ目が「類似性」で似ている部分があると一体感を生み好きになる要因になります。
趣味が同じや家族環境が似ているなどはこの類似性ですね。
しかし、心理学者が分析をして理屈で説明してくれるのはわかりやすいと言えばわかりやすいですが、知っているからといって、好きになる人を先に選ぶことは難しく、好きになってしまってから理由を探すことの方が多いようには思います。
好きになりたくないのに好きになってしまうこともありますから…
結局は「縁」じゃないのーと理屈では説明できないものを信じてしまう私です(笑)
