
こんばんは!神奈川の無料結婚相談所ラッキーエンジェルです!
昔は「建売」ではなく、設計士さんに「こんな家がいい」と伝えた上で設計をしてもらいそれを形にするという家の建て方も多くあり、そんな中で言われた言葉だと思いますが、私はよく叔母から「家は3回建ててやっと納得のいく家を建てることができる」と聞いていました。
そのとき叔母は2回目の家に住んでいて、その家の不具合について「まだ2回目だから」と言っていたのをよく覚えています。
あれから20年以上が経ちましたが、叔母は今でもその2回目の家に住んでいます(笑)
なぜ3回目かというと、住んでみないとわからないことがたくさんあるからです。
環境もそのひとつで、土地と家だけではなく、お隣近所さんであったり、交通便であったりと「こんなはずじゃなかった」はいくらでもあるということ。
すべてが完璧を求めるということではなく、自分が「これだけは無理」ということがその状況にならないとわからない。ということがあるということです。
そして、家の中も今は大抵の建売住宅は統計による利便性の高い設計になっているため、それほど不具合というものはないのですが、素人が「こんな風にしてほしい」というものをそのまま設計すると、それなりに使いづらい場所が数か所あったようです。
田舎のおばあちゃんの家に行くと「なぜコレがここに?」ということは意外に多いのではないですか?
私もドアの先に段差で下がっていて、慣れないといつも転びそうになる場所があったりしました。
それでもそんな不具合も受け入れて住み続けるのが当たり前であり、不具合があるから家を建てなおすという発想はほとんどなかったと思います。
私の叔母が2回目の家だったことも、祖母との同居などの理由があってのことで、1回目の家に不具合があるからということではありませんでした。
そして実は「家は3回目で成功する」という言葉を言うときに本当は「家と結婚は3回目」という話でした。
私はその言葉がずっと頭にあり、2回の離婚をした自分に「3回目は成功するから」と都合よく捉えて自分を正当化して話したりしていました。
この言葉、最近になってその真意がわかってきたのですが、これは「成功したければ3回しないと」ということではなく、「不都合があるのは当たり前、そんな理由でやめるのは無駄なこと」という意味です。
一度家を建てて、少し不具合があるからと建て替える人はいなく、むしろその不具合さえも慣れれば愛着がわくもので、何かの理由があって2度建てることはあっても、2回目だからといって完璧になることもない。
つまりは住んでみないとわからない、結婚してみないとわからない、ということはたくさんある。
しかしどうしても無理ということがあったり、やむを得ない状況があったりでリセットして2回目ということになっても、それでもやはり不都合はあるというこです。
成功するために3回のチャレンジをするのではなく、ある意味何回やっても同じだよ、という話です(笑)
再婚、シニア婚をサポートしていきたいと考えている私ではありますが、そもそも結婚の成功ってなんだろうとしみじみ考えさせられています。
「今が幸せ」と言える日々を送るために、少しでも力になれるといいなと願うだけです。
