
こんばんは、横浜の結婚相談所ラッキーエンジェルです。
イギリスの数学者のジェームズ・マレーが 結婚生活の安定について研究したところ、正確さが94%という離婚を予測する公式を発表しました。
この公式のポイントは、夫婦に「お金、セックス、姻威関係」などの論議のある話題で討論してもらい5つの要点で採点します。
肯定的ポイントは
暖かい調子の声やジョークを交える、
愛情豊かなボディランゲージ
否定的ポイントは
怒りや冷淡さ、
目をきょろきょろさせるなどの態度です。
それらの結果を「マレーの公式」に当てはめて夫婦の将来を予測するというものです。
心理学者のジョン・ゴットマン は94%の確率で予測できる離婚の原因を感情面で表しています。
「批判」
「防衛」
「はぐらかし」
「軽蔑」
というこの4つの態度が夫婦の関係性を壊す原因になるという話です。
そしてこの二人の研究者が一緒に研究し発表したのが「ネガティブの閾値(しきいち)」というもので、男女の関係でこの数値が離婚にどう関係するかを説明しています。
閾値というのは「 あと少しでも変わると、何か(動作や表示内容など)が変わっちゃうよ」というようなギリギリの値のことです。
つまりネガティブ閾値は「このラインを越えたらネガティブな気持ちになるよ」という値のことになります。
このネガティブ閾値が高い夫婦、つまり
少しくらいのことではネガティブな気持ちにはならない夫婦は小さな不満には目をつむって衝突を回避しようとします。
このくらいはまぁいいか、と思うんでしょうね。
逆にネガティブ閾値が低い夫婦は小さな不満も口にし、すぐにケンカになってしまいます。
どちらの夫婦が離婚の確率が高いと思いますか?
ネガティブ閾値が低く、すぐにケンカする夫婦は不満が多く気が合わないと感じ、離婚を選択するのではないかと考えてしまいます。
しかし実際はネガティブ閾値の高い夫婦の方が離婚率が高いという結果が調査で分かっています。
結局、ネガティブ閾値の高い夫婦は小さな不満が改善されることなく、継続して続けられるためにだんだんと負のスパイラルにはまっていくために、気が付くと修復できない関係になっているために離婚という結果に結びつきます。
逆にネガティブ閾値が低く、小さな不満でケンカをしていることにより、ストレスがたまらないことと、関係性の修復が行われるために長く一緒にいることができるのです。
せっかく縁あって結婚したのなら、離婚をせずに仲良く一生を添い遂げることができることが一番良いに決まっています。
そのために必要なこと、それはこの研究結果からもわかるように、相手を尊重したうえで自分の気持ちも伝えるコミュニケーションです。
「わかっているだろう」というような言葉を使わないコミュニケーションではなく、
向き合い、言葉を交わし、お互いを理解し合う努力が必要だというこをしっかりと覚えておいてくださいね。
