
こんばんは、横浜の結婚相談所ラッキーエンジェルです。
5年ほど前に「23年間会話をしなかった夫婦」があるTV番組を通して会話をしたという話があったようです。
母親がどれだけ話しかけても答えない父親を見ていて、会話をしてほしいと子供が応募して取材となったようですが、その中で「拗ねた感じで、引っ込みがつかなくなった」と話す父親。
それで23年間無視し続けるってある意味すごいとは思いますが、長い間もったいないことをしたとは思います。
会話がない夫婦の間で一緒に幸せを感じることはないと思います。
23年間はやりすぎですが、3ヶ月くらい会話がないという夫婦は結構多いようですね。
実際、男性にとって女性の話というのは大抵つまらないと思うようです。
まだ恋人になっていないときや、恋人になりたての頃は真剣に話を聞いてくれたのに、落ち着いた瞬間から話を聞いてくれなくなった。・・・これは私も経験しています(笑)
しかし女性は「話を聞いて」と言ってる間は愛情があるんです。
女性の「話を聞いて」は愛情表現ということを男性は知っておくべきです。
「そんなの友達同士で話せばよいじゃないか」と思いますか?
女性は円満第一なので、その場の空気に合わせることが大事なんです。
これは本能であり、昔、男性が外で狩りに出かけていたころ、残って子供を守らないといけない女性は皆で協力し合わなければいけませんでした。
江戸時代でも「長屋」では女性が皆で子供を育てていました。
女性が友達同士でいい顔をするのも、その場で言えない本音を唯一甘えられるだんな様に聞いてもらいたいのもすべて仕方のないことなんです。
だからと言って話の解決方法を求めているわけではありません。
それなのに男性は「女は建設的な話をしない」と言って切り捨て「つまらない」といって聞かなくなります。
その結果、女性は話をしなくなり比例して愛情がなくなっていきます。
会話のない夫婦はこうやってできあがっていき、定年後のだんな様は外で「粗大ごみ」と言われるようになるのです。
私はせっかく夫婦になったのなら、少し我慢してでも話を聞けばいいのに、と思います。
なぜその時間を「無駄」と言ってしまうのでしょうか?
その時間を別のことに使ったからといってどれだけの利益や幸せを得ることができるのでしょうか?
確かに毎日毎日聞かされると疲れます。
仕事で疲れて帰ってくるたびにつまらない話を聞かなければいけないのはしんどいです。
ですから一週間に一度でも「話したいことを聞く時間」を作ればいいのです。
一週間に一度くらい、子育てや忙しい仕事を忘れて向き合う時間を作る。
もしその約束を守り続けることができたら、子供が育ったあとの2人にもどる時間はとても豊かなものになるに違いありません。
これから結婚して夫婦となる方は最初からよく覚えておくべきで、すでに会話がなくなっている夫婦はまだ間に合うのなら、話をする時間を作るべきです。
「ペットよりもダンナに早く死んでもらいたい」と言っている奥様方はたくさんいます。
20年以上連れ添った結果がそんな話を聞くと結婚したいと思わなくなる人が増えるのは当たり前です。
会話のない夫婦なんてありえない!と誰もが普通に思える世の中だといいですね(^^)
